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検索エンジンに頼りすぎることの弊害
スマホを手に入れてから以前よりも検索することが増えた気がする。
常に持ち歩いているからちょっとわからないことがあったらまず検索。
ガラケーの時も条件は同じような気はするが、ガラケー時代はホームページが携帯用のちょぼいやつだったり、パケット代が定額じゃなかったりして今よりも検索はしていなかったと思う。
それがスマホになると気軽に検索できるのでガンガン調べると。
Googleは広告ビジネスだからこの流れで儲かってるんだろうなぁ。
他のWEBメディアも閲覧数が増加しているのかもしれない。スマホ向けの広告ってガラケー時代よりも訴求力が強い気がするし。
しかし検索して知識や情報を得られることは非常に便利なのだが弊害もある。
それは情報の取捨選択ができなくなることだと思う。うまく説明できないのだが、これは良い情報、これは悪い情報、これは嘘だろうなぁ、みたいな振り分けの能力だね。
とりあえず検索上位にある情報をいくつかみてそれが正しいと思い込んでしまうような気がする。
情報を精査することが以前よりも少なくなっている。少なくとも自分の場合は。
こうなると正直味気なさがあるね。学生時代は今よりも10倍くらい本を読んでいたので。思考力も当時の方があるんじゃないかってくらい。
スマホ&インターネットのおかげで文章を読む機会は増えたかもしれないが、思考力を伴う読書の機会ってのは自分の場合間違いなく減った。
この事実がなんとなく自分を憂鬱にさせているというか、脳が衰えているんじゃないかっていう恐れがある。
今後ますます情報ってのは入手しやすく成ると思う。その流れは変えられないからせめて自分が意識的に思考を伴う読書って行為をしなければいけないんだろう。
まぁ自覚しているだけ良かったと思う。実行できるかはまた別だが月に3冊程度は新書系の本を読んでいこう。