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個人情報及び機密情報の流出とその対応
パナマ文書の件でネット界隈を中心に議論が盛んなようですね。
こういった重要文書が流出してしまうと、一気に世の中は混乱に陥ります。
今回は世界的なレベルでの話なので、今後もちょっと尾を引く話になるかもしれませんね。
情報流出と聞いて思い出すのがジャパネットたかたの対応の件。
2004年のことなのでもう12年前の話になりますが、対応がスピーディーて適切だったなぁと思います。
1ヶ月の営業自粛だったのでやや過剰だと世間にも思われたくらいですからね。
でも自粛はやり過ぎくらいが世間の支持を得るんでしょうね。
ジャパネットたかたはむしろ事件前よりも信頼を増したような印象を個人的には受けていますから。
先日NHKラジオの日曜喫茶室で高田社長がゲスト出演していたのですが、その当時のことを語っていました。
なかなかに真っ直ぐな人だから出来た決断なのでしょうね。真摯な対応と社長の人柄がブラウン管ごしにも伝わる人ですから。
でも情報流出の対応は基本的には非常に難しいでしょう。たかたみたいに上手くいくケースなんてほとんどないと思います。
大きな企業だったらPR会社とか入れてリスクヘッジ出来るんでしょうが、中途半端な規模の企業が間違った対応をしてしまうと本当に企業生命に関わってしまいます。
中小企業には情報マネジメントの専門家を置く余裕等もないでしょうし。
インターネットの発達によりセキュリティ面で注意することは飛躍的に増大しました。そしてその流れは今後も続くでしょう。
大量の個人情報を扱う企業は流出する前から流出後の対応パターンを複数考えておくべきかと。
個人側としても複数サイトでのパスワード使い回しなどを行わず、出来る限りのリスクヘッジをしておきたいものです。